株式会社シアンス・アールは8月23日、韓国Altibaseが開発したハイブリッド型データベースソフトウェア「Altibase」を9月3日より出荷すると発表した。
Altibaseは、メモリデータベースエンジンとディスクベースエンジンを併せ持つハイブリッド型のデータベース。高速処理が必要なデータはメモリデータベースエンジン、それ以外はディスクデータベースエンジンというように、必要な処理性能に応じて使い分けることができるので、大規模データベースシステムであっても、柔軟に処理性能を向上させられるという。また、1つの製品でメモリ/ディスクベースの両エンジンを運用できることから、導入・運用管理のコストを削減できるとしている。
アプリケーションからは透過的で、アクセスするデータがオンメモリデータなのかディスクデータなのかを意識する必要はない。また広範なインターフェイスをサポートし、既存のデータベースアプリケーション資産を有効に活用できるとのこと。さらに、システムがダウンした場合、メモリーデータもディスクデータも障害が発生した直前の状態に復旧できるほか、最大で32台までの冗長構成が可能で、データベースの可用性と負荷分散が実現可能という。
■ URL
株式会社シアンス・アール
http://www.science-arts.com/
ニュースリリース
http://www.science-arts.com/news/070823.html
( 石井 一志 )
2007/08/23 17:42
|