株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は8月29日、Webホスティングソリューション「IIJセキュアWebプラットフォーム」を発表した。9月3日より提供を開始する。
IIJセキュアWebプラットフォームは、高い信頼性・安全性と柔軟性を備えたWebホスティングソリューション。ラインアップには、Webサイト開設のための最低限の機能に絞って提供する「スタンダードコース」、アクセス解析などの独自CGIや改ざん検知、簡易DDoS対策機能などを追加可能な「ハイグレードコース」に加えて、大きな帯域を必要とするファイル配布を目的としたダウンロード用ホスティングサービス「ダウンロードサイトサービス」も用意した。
いずれも、セキュアなコンテンツのアップロードやアクセスコントロールに対応。加えて、2007年12月にはコンテンツの管理権限設定機能を、2008年3月にはウイルスチェック機能やコンテンツ自動バックアック機能などを順次追加する予定になっている。また、IIJのエンジニアが24時間365日体制でサーバー設備の運用監視を担当することから、万一の障害時に、即時で復旧対応を行えるとしている。サイト自身の管理については、Web GUIの専用管理画面「SecureWebマネージャ」を標準で提供し、トラフィックグラフやディスク使用量の確認などを可能にしているとのこと。
価格例は、HDD容量200MBのスタンダードサービスで初期費用1万円、月額費用5000円。また、HDD容量1GBのハイグレードサービスで初期費用4万円、月額費用5万円から。ダウンロードサイトサービスは、HDD容量500MBで初期費用5万円、月額費用6万円から。まずはハイグレードサービスから先行して提供し、ほかの2つのサービスは2007年12月の提供開始を予定する。
■ URL
株式会社インターネットイニシアティブ
http://www.iij.ad.jp/
プレスリリース
http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2007/0829.html
( 石井 一志 )
2007/08/29 11:55
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