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アシストなど3社、サーバーOSとデータベースのアクセス管理を組み合わせたソリューション
株式会社アシストと日本CA株式会社、日本オラクル株式会社の3社は8月29日、サーバーアクセス管理ツール「CA Access Control」と、データベース管理者の行動を制限するソフト「Oracle Database Vault」を組み合わせた「特権ユーザ管理/職務分掌ソリューション」を共同で提供すると発表した。
このソリューションは、データベースとサーバーOS双方のアクセス管理を適切なレベルで行えるようにするもの。サーバー上のリソースに対して、「誰が」「何に」「いつ」「どのように」アクセスできるか、といった観点でアクセスポリシーを制御できるCA Access Controlと、データベース管理者に対する職務分掌と相互監視を実現するDatabase Vaultを組み合わせることにより、セキュアな環境の構築が可能になるという。
3社の役割としては、日本CAと日本オラクルがそれぞれソフトを提供。アシストがそれらを販売し、導入に際しての技術サポートをあわせて提供するという分担になる。アシストではサポートメニューとして、「CA Access Control 特権ユーザ利用ログ取得 短期実装支援パック」「Oracle Database Vault 導入支援」の両サービスを用意した。価格は、前者が1台あたり30万円、後者が1インスタンスあたり35万円。
また3社は、マーケティングやプロモーション活動を共同で行い、顧客企業への普及を目指す。具体的な活動としては、監査法人トーマツの監修を受けたホワイトペーパー「IT全般統制におけるアクセス管理:権限の分類と特権ユーザー管理」を提供するほか、セミナーの開催などを行っていく。
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URL
株式会社アシスト
http://www.ashisuto.co.jp/
日本CA株式会社
http://ca.com/jp/
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/info/news/1184252_1217.html
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