グレープシティ株式会社は8月29日、クエスト・ソフトウェア株式会社のJavaパフォーマンスツール新版「JProbe 7.0J」を、9月26日から販売開始すると発表した。
JProbeは、Javaプログラムの総合的なパフォーマンスを測定するソフトウェア製品。実行速度やメモリ使用量、テストの進行状況といったさまざまな情報をリアルタイムに計測し、計測結果を直感的なユーザーインターフェイスで表示することができる。これによって、システム開発工程で発生する、品質上の問題の効率的な解決を支援するという。
新版では、プロファイリングインターフェイスである「JVMTI(Java Virtual Machine Tool Interface)」に対応。計測の負荷を軽減し、実行環境に近い状態での計測を可能にしたほか、メモリ分析機能の軽量化も行われた。また機能ごとに独立していた、処理時間やメモリ使用量の計測、カバレッジ解析の各機能を1つのコンソールから利用できるようにインターフェイスを一新し、これまで以上に効率的なテストを行えるようにしている。
対応するプラットフォームは、Windows XP SP2/Vista/Server 2003、Solaris、AIX、HP-UX、Linuxなど。価格は、特定のPCのみで利用可能な開発ライセンスが38万6400円、PCを特定しないコンカレント(同時利用)ライセンスが136万2900円。
■ URL
グレープシティ株式会社
http://www.grapecity.com/japan/
ニュースリリース
http://www.grapecity.com/japan/support/database/P2_379_24621_News.htm
( 石井 一志 )
2007/08/29 14:44
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