MIRACLE CLUSTERPRO Xは、業務アプリケーションシステムで99.99%の高可用性を実現するというHAクラスタソリューションパッケージ製品の新版。ミラクル・リナックスのLinux OS「MIRACLE LINUX V4.0」「Asianux Server 3」のいずれかと、NEC製クラスタソフトの新版「CLUSTERPRO X 1.0」をバンドルしたことで可用性を向上したのが特長。具体的には、異なるプラットフォームでの統合管理機能やディザスタリカバリ機能、および障害が発生した場合に正常稼働しているサーバーに処理を自動的に切り替えるフェイルオーバー機能が新たに利用可能となっている。
現状は、MIRACLE LINUX V4.0版のみ。Asianux Server 3版は10月18日から提供予定。価格は、2ノード分のLinux OSライセンス、CLUSTERPRO Xの2CPU分のライセンスを含んで、60万円(税別)。標準では共有HDDによるクラスタ手法に対応する。オプションの「MIRACLE CLUSTERPRO X+Replicatorオプション」を購入すれば、データミラーによるクラスタも可能とのこと。