日本電気株式会社(NEC)と株式会社NTTデータ ビジネスブレインズは9月4日、NECの帳票印刷業務管理ソフト「WebSAM Rakuform」とNTTデータの電子帳票システム「Pandora-AX」の製品間連携を実現したと発表した。これにより、Rakuformで作成した帳票をPandora-AXで利用することができる。
WebSAM Rakuformは、帳票フォームの設計から帳票印刷、印刷管理、電子帳票など帳票運用業務をトータルでサポートする製品。ワープロソフトの感覚で帳票設計を行えるWebSAM Rakuform FormEditorや、作成した帳票フォームにCSVデータをオーバーレイ印刷するWebSAM Rakuform PrintModuleなど、手軽に帳票を利用できる製品を用意しているのが特長。また、価格も55万2000円から(WebSAM Rakuform FormEditor)と比較的安価な価格設定となっている。
一方のPandora-AXは、強固なセキュリティ機能を備えた電子帳票システム。フォルダや帳票単位などきめ細かな利用権の設定を行えるほか、印刷制限機能、印刷したユーザー名を暗号化し模様にした地紋を挿入する地紋印刷機能などが用意されている。また、串刺し集計や名寄せ検索など、電子帳票そのものの使い勝手の良さも特長。
今回、両製品を連携することで、WebSAM Rakuformからはセキュアな電子帳票環境を利用できるのがメリット。また、Pandora-AXにとっては、汎用機の帳票作成を得意とするWebSAM Rakuformの帳票を利用できるのがメリットとなっている。
両社では、連携ソリューションの形で提供し、今後3年間で100システムの販売を見込んでいる。
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WebSAM Rakuform FormEditorの特長
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Pandora-AXの特長
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■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
株式会社NTTデータ ビジネスブレインズ
http://www.nttd-bb.com/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/products/soft/press/ja/0709/0401.html
( 福浦 一広 )
2007/09/04 16:12
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