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競合指数「CQ」を採用したデータベース監視・解析ツール「MaxGauge 3.0」


 株式会社サンブリッジ アンシスは9月6日、Oracle Databaseの監視・パフォーマンス解析ツールの新版「MaxGauge 3.0」を発表した。9月7日から提供を開始する。

 MaxGaugeは、SQLを使用しないためデータベースに負荷をかけずに、自動でユーザーの利用状況を監視、履歴取得を行うツール。データベースの問題やパフォーマンスの低下などが生じた際、問題発生時の状況を容易に把握することが可能という。

 新版では、パフォーマンス問題認識の新たなコンセプトである「CQ(競合指数)」を利用した自動診断機能やレポート機能が追加された。CQとは、データベースのパフォーマンスに影響を与える滞留情報と、実行中ユーザーを表すアクティブセッションの相関からパフォーマンス問題の認識するもので、新版はこのCQ診断を自動で行い、ボトルネック個所を指摘してくれる。

 同ツールを利用すると、Oracle Database上で実行されるSQLの情報やセッション情報、パフォーマンス情報を、共有メモリ(SGA)に直接アクセスすることで、パフォーマンス情報を秒間1000以上の速さで収集することができるという。

 レポート機能ではカスタマイズ性が向上しており、ユーザーがグラフ、表、画像などのオブジェクトを好きなところに配置することが可能だ。日や月ごとの期間レポートのほか、サンブリッジ アンシスでは、データベース診断用の独自レポートなどをWebサイトからダウンロードできるよう準備を進めているとのこと。



URL
  株式会社サンブリッジ アンシス
  http://www.sunbridge-ansys.com/

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( 川島 弘之 )
2007/09/06 16:50

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