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OKI、Oracle Databaseの障害対応・性能分析サポートサービス


 沖電気工業株式会社(以下、OKI)は9月6日、Oracle Databaseの障害対応と性能問題の解決に要する時間を大幅に短縮するサポートサービス「DressUP Performance Support for Oracle Database」を発表した。10月1日から提供を開始する。

 同サポートサービスは、韓EXEMが開発したOracle Databaseの障害解析・性能分析ツール「MaxGauge」により収集した情報を元に、Oracle技術者資格「ORACLE MASTER Platinum」を取得したOKIのデータベースエンジニアが、問題発生時の解析を行うサービス。

 通常のサポートサービスでは、問題発生時の状況を特定できる情報がなければ問題解決ができないにもかかわらず、一般的に問題が発生してから情報の収集を開始するため、解決に一定の期間を要す。一方、OKIのサポートサービスでは、データベースの情報を常時収集できるMaxGaugeのログ機能をあらかじめシステムに組み込むことにより、迅速な対応および解決が可能という。また、収集された稼働情報を詳細に分析することで、障害発生時だけでなく通常運用時におけるシステムのリソース使用上や性能劣化の予兆も監視できるとしている。

 なお、同サポートサービスには年2回、ユーザーの任意のタイミングで診断レポートを作成するサービスが含まれる。これにより、障害対応、予兆分析のほか、システム拡張に対するプランニングにも役立てられるとのこと。

 価格は、初年度148万円(税別)から、次年度以降56万円(同)から。OKIでは、2年間で200件の販売を見込む。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/press/2007/09/z07066.html

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( 川島 弘之 )
2007/09/06 16:52

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