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BOOTPLUG
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有限会社クラムワークスは9月12日、OSを搭載したUSBフラッシュメモリ「BOOTPLUG」を発表した。9月13日から出荷を開始する。
BOOTPLUGは、Linuxベースの小型OSを搭載したUSBメモリ。PCのHDDにアクセスせず、USBポートからOSを起動できるのが特長。3月38日に発表された旧製品と比べると、より小型化されており、長さ4cm、厚さ4.6mmで一般的なUSBメモリよりも小さいものとなっている。また、これまでは最大容量1GBのモデルのみだったが、2GBモデルが新たにラインアップされた。これにより、静音PCや無音PCを手軽に製作できるほか、車載PCのように振動を伴う用途にも安心で、容易にハードディスクレス環境を実現できるとしている。
Firefox相当のWebブラウザやPOP/IMAPに対応したメーラーのほか、PDFビューワやOpenOffice.orgを標準で搭載。ネットワーク機能としては、有線・無線LAN、PPPダイアルアップ接続、PPTPまたはIPsecによるVPN、CIFS/SMBによるファイルサーバー接続機能を備える。またリモートデスクトップクライアントやCitrix Presentation Serverクライアントにも対応するため、シンクライアントにも最適としている。
価格は、空き容量730MB/総容量1GBの「BOOTPLUG-m1」が1万2600円。空き容量1GB/総容量2GBの「BOOTPLUG-m2」が1万6800円。保護ケース、起動CD、簡易説明書が付属する。
■ URL
有限会社クラムワークス
http://www.cramworks.com/
製品情報
http://www.cramworks.com/prod/bootplug/
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( 川島 弘之 )
2007/09/12 17:56
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