沖電気工業株式会社(以下、OKI)は9月13日、マルチプラットフォーム対応のシステム診断ツール「DressUP Analyzer EX」を発表した。同日から販売を開始する。
DressUP Analyzer EXは、マルチプラットフォーム対応のシステム診断ツールで、Windows、Linux、HP-UXの各サーバー、Oracle Databaseおよびストレージデータのバックアップソフトウェア「HP Data Protector Software」を対象とする。
一般的な運用管理ツールがソフトウェアやハードウェアのエラー情報を検出する、いわば「簡易健康診断」であるのに対して、「DressUP Analyzer EX」は、より詳細なデータを対象に専門知識を持った技術者が行う精密検査を自動化した「人間ドック」に近いのが特長という。問題個所を指摘するばかりでなく、どのような対処が必要か、放置しておくと何が発生するかまで具体的に提示する。なお、取得したシステム構成情報(機種、OSバージョン、メモリサイズ、CPU数など)は100世代まで記録できるため、システム変更履歴として利用することも可能だ。
価格は、初年度保守サービス込みで78万円(税別)から。次年度以降の保守サービス料金は13万円(同)から。診断対象とするサーバーおよびソフトウェアの数に応じて価格は変わるとのこと。OKIでは、3年間で500本の販売をめざす。
■ URL
沖電気工業株式会社
http://www.oki.com/jp/
プレスリリース
http://www.oki.com/jp/press/2007/09/z07078.html
( 川島 弘之 )
2007/09/13 17:58
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