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NECの「WebSAM」とセゾン情報の「HULFT」が連携強化、障害時の対処法を通知
日本電気株式会社(以下、NEC)と株式会社セゾン情報システムズ(以下、セゾン情報)は9月13日、NECの統合運用管理ソフトウェア「WebSAM」と、セゾン情報のファイル転送ソフトウェア「HULFT」との間で、製品間連携を強化したと発表した。
WebSAMは、中小規模向けから大規模向けまで、豊富なラインアップをそろえた統合運用管理ソフトウェア。一方のHULFTは、ファイル転送をトリガーにして自動でシステム間連携を行えるソフトウェア。日常のシステム運用において発生するデータ連携を自動化できる。
これまでこの両製品の連携は、HULFTにより自動化されたシステム間連携の状況をWebSAMで統合監視し、障害検知および通報をするというものだった。しかし今回、WebSAMの持つナレッジデータベースに、両社が共同で開発した「HULFTナレッジデータ」を登録することで、障害発生の通報に加えて、「何を行えばよいか」というの対処方法までを運用者に通知できるようになったという。また、HULFTの監視テンプレート提供により、簡単に監視を始められるとのこと。
今回登録されたHULFTナレッジデータは、9月末よりWindows版が、11月末よりLinux/UNIX版が提供開始となる。
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URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
株式会社セゾン情報システムズ
http://home.saison.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://home.saison.co.jp/press/pdfnew/2007/pre20070913.pdf
( 石井 一志 )
2007/09/14 14:47
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