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シマンテック、カスタマイズ用SDKを同梱したSymantec i³の新版


 株式会社シマンテックは9月18日、アプリケーションのパフォーマンス問題を監視・解決するソフトの新版「Symantec i³ 8.0」を発表した。

 Symantec i³は、ビジネス上で重要なアプリケーションに影響を及ぼすパフォーマンスや可用性に関するボトルネックを能動的に監視、分析、診断するアプリケーションパフォーマンス管理(APM)製品。

 新版では、同社の「SmartLink」技術の向上により、多数のテクノロジ層全体でトランザクションデータを修正し、パフォーマンス問題を迅速に特定できるようになった。また、検出した問題に対して専門的アドバイスを提供する「SmarTune」の機能が新たにMicrosoft SQL ServerとMicrosoft .NETに拡張された。

 SmarTuneのJ2EEライブラリには、大幅に拡張されたナレッジベースが採用されており、WebLogic、WebSphere、Oracleなどの各ベンダに関する知識とアドバイスが、追加設定なしで得られるようになっている。

 そのほか、一画面上に主要なパフォーマンス問題の概要を表示できるようになったほか、Sybaseに関しては、パフォーマンス問題を調査した結果がユーザーの想定したガイドライン内に収まらなかった場合に、レポートを生成して、アラートを送信する機能が追加された。管理者向けの新機能としては、コマンドラインインターフェイス(CLI)ベースの管理ツールが搭載されたほか、管理対象のパフォーマンスデータに対するアクセス権定義が可能になった。

 さらに新版にはソフトウェア開発キット(SDK)が同梱された。これによりSymantec i³をカスタマイズして、独自のアプリケーションなどに対応させることが可能とのこと。

 参考価格は、Symantec i³ for Oracle 8.0 (Windows)が49万円/CPUから。



URL
  株式会社シマンテック
  http://www.symantec.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20070918_01

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  ・ シマンテック、アプリケーションパフォーマンス管理製品「Symantec i³」を説明(2006/12/15)


( 川島 弘之 )
2007/09/18 17:35

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