サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)は10月30日、アプリケーションサーバー「Sun Java System Application Server 9.1 マルチリンガル版」の無償提供を同日より開始すると発表した。
Sun Java System Application Server 9.1マルチリンガル版は、オープンソースソフトウェア(OSS)「GlassFish V2」をベースにしたJ2EE 5対応のアプリケーションサーバーで、9月より米国で提供開始された製品のマルチリンガル版。日本語もサポートする。
機能面では、「Java System Application Server Platform Edition」と比べて、エンタープライズレベルでの利用に不可欠なクラスタリング機能や管理機能を強化。オープンソースの統合開発環境「NetBeans 5.5.1」に加えて、「NetBeans 6.0 beta」との統合利用もサポートする。対応プラットフォームはSolaris、Red Hat Linux、Windowsで、開発目的、運用目的を問わず無償で利用できるとのこと。
なお、サポートサービスが必要な場合は、有償でライセンスとサポートサービスをサンより購入する必要がある。価格は、ライセンスが225万2000円から、サポートが39万7800円から。1ライセンスにつき、最大4ソケットまで利用できる。また高可用データベース機能を利用する際も、別途ライセンスが必要となる。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
ニュースリリース
http://jp.sun.com/company/Press/release/2007/1030.html
( 石井 一志 )
2007/10/30 18:05
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