日本BEAシステムズ株式会社(日本BEA)は11月2日、トランザクション処理モニタソフトの新版「BEA Tuxedo 10.0」を発表した。また同製品向けアドオン「BEA SALT(Services Architecture Leveraging Tuxedo) 2.0」、「BEA TSAM(Tuxedo System and Application Monitor) 1.1」も同時に発売する。
BEA Tuxedoは、トランザクション処理システムを制御するための製品で、ユーザーが作成したアプリケーションと組み合わせて、トランザクション処理システムを構築することができる。今回の新版では、SSLをサポートしたほか、パスワード暗号でAESに対応した。また、IBMのメッセージキューイングミドルウェア「MQ Series」や、自社サービスバス製品「BEA AquaLogic Service Bus」との連携強化などが行われている。
またアドオン製品のうち、ラッピングミドルウェアのBEA SALT 2.0では、従来サポートしていたWebサービスからTuxedoアプリケーションの呼び出しに加えて、TuxedoアプリケーションからWebサービスの呼び出しに対応した。
新たにラインアップへ追加されたBEA TSAM 1.1では、Tuxedoのアプリケーションの稼働状況を監視したり、イベントのアラームを設定して取得したりすることが可能。アプリケーションのリクエストやサービスの状態、XAトランザクション、BEA Tuxedoサーバーのスループットなどをリアルタイムで監視できる。
■ URL
日本BEAシステムズ株式会社
http://www.beasys.co.jp/
ニュースリリース
http://www.beasys.co.jp/news/japan/2007/2007110201.html
( 石井 一志 )
2007/11/02 18:15
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