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PFU、文書管理システムとの連携をサポートした帳票ソフト新版 |
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株式会社PFUは11月6日、ビジネス帳票ソフトウェアの新版「BIP 10」を発表した。同日より販売を、11月30日より出荷を開始する。 BIPは、企業で利用する帳票の設計・出力を行うためのソフトウェアで、販売管理・生産管理・受発注系システムなどさまざまな分野で利用されているという。今回の新版では、文書管理ソフトウェアとの連携を可能にしている点が特徴。システムが出力する業務帳票に含まれるデータから、検索キー情報を自動的に抽出し、文書管理ソフトウェアへ登録できるため、登録された業務帳票の検索が容易に行えるようになった。連携可能な製品は、「OnBase」と「楽2ライブラリ Document Manager」の両製品である。 さらに、Excel形式で帳票を出力する機能の追加と、PDF形式での帳票出力機能の強化も行われた。Excelファイルでの出力に対応したことで、帳票データの再集計を容易に行えるほか、ユーザーの運用に合わせた帳票フォーマットのカスタマイズが可能になっている。一方のPDF出力では、パスワード設定や印刷抑止機能、参照期間の制限といったセキュリティ関連の強化が実施された。 なおこれらの新機能・強化機能はすべて、最上位ラインアップの「BIP 10 Professional Edition」でのみ利用できるとのこと。 あわせて今回は、帳票デザインの機能も強化された。インテリジェントデザイン機能を実装し、けい線・文字・入力項目などの全項目を、既存帳票を元に自動生成できるようにしたことで、従来製品と比べて開発効率が5割向上したとしている。 価格は、サーバーアプリケーションのBIP 10 Professional Editionが45万8000円（税別）から、機能を限定した「BIP 10 Standard」が12万円（同）。またインテリジェントデザイン機能が追加されたデザインツール「BIP 10 デザイナ」が23万円（税別）、クライアントアプリケーションの「BIP 10 ランタイム」が4万円（同）。既存ユーザー向けのバージョンアップ価格も用意される。 対応環境は、BIP 10 Professional Edition/StandardがWindows Server 2003/2000 Server、ほかの2製品がWindows Vista/XP/2000 Professional。 ■ ＵＲＬ 株式会社PFU http://www.pfu.fujitsu.com/ プレスリリース http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new071106.html
（ 石井 一志 ）
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