日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は11月19日、中規模ストレージシステム向けの管理ソフトウェア「HP StorageWorks EVA Dynamic Capacity Management」(以下、DCM)を発表した。価格は56万7000円からで、同日より販売を開始する。
DCMは、中堅企業向けストレージ「HP StorageWorks Enterprise Virtual Array」で利用するストレージ管理ソフトで、ボリュームの拡張・縮小とOSへの認識作業を自動で行うことが可能。これを活用すれば、例えば「使用率が80%を超えたらボリュームを20%拡張する」といったポリシーをあらかじめ設定しておくことにより、容量の追加からOSによるフォーマット、拡張されたボリュームの認識までを自動的に実行させられるという。
また今回は同時に、「HP StorageWorks EVA4100 スターターキット」のラインアップを拡張し、高性能な15000rpm HDD(146GB)のパッケージモデルを新たに用意した。価格は、従来の10000rpm HDDをパッケージしたモデルと同じ、386万4000円。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2008/fy08-013.html
( 石井 一志 )
2007/11/19 14:56
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