株式会社リコーは12月6日、大規模ネットワーク向け文書管理システムの新版「Ridoc Document Server Ep Version2」を発表した。12月14日より販売を開始する。
Ridoc Document Server Epは、大容量データの管理にも対応できる、本格的な文書管理システムを構築するためのソフトウェア。文書をキャビネット/フォルダ/文書というツリー構造で管理できるほか、異なるファイル形式の文書をまとめ、単一の文書として管理することも可能になっている。また、さまざまな検索機能も搭載しており、文書の共有・活用を促進できるとのこと。
今回の新版では、Ridoc Document Server Epと、より大規模に対応できる「同 タイプH」の双方について、内部統制の強化で求められる業務フロー図、業務記述書、リスクコントロールマトリクスといった内部統制文書の管理を支援する機能や、見積書・発注書といった証憑(しょうひょう)類の電子化機能、監査業務の効率化を支援する機能などを強化した。また、パッケージに付属するクライアントライセンス数を増加させたことに加えて、Webブラウザを通じて管理文書へアクセスできる「Ridoc Web Navigator Lt」を同梱している。
1サーバーライセンスの価格は、Ridoc Document Server Ep Version2が100クライアントライセンス付きで138万円(税別)、同 タイプHが300クライアントライセンス付きで298万円(税別)。
■ URL
株式会社リコー
http://www.ricoh.co.jp/
( 石井 一志 )
2007/12/06 14:47
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