三井情報株式会社(以下、MKI)は12月6日、同日のマイクロソフトのForefront・System Center戦略発表に伴い、資産・障害管理支援ツール「Asset&Incident Support tool」を発表した。MKIのWebサイトから無償ダウンロード提供を開始する。
同製品は、マイクロソフトと共同で開発したツールで、マイクロソフトのインシデント管理製品「Microsoft System Center Operations Manager 2007(以下、OpsMgr)」と、イベントリ管理製品「Microsoft Systems Management Server 2003(以下、SMS)」に拡張機能を提供する。
具体的には、これまで個別に情報を管理するしかなかった両製品において、双方の情報を一元管理することが可能になる。システム管理者は、OpsMgrに蓄積されたイベントリデータと、SMSに蓄積されたインシデントデータを一元管理することで運用の効率化が図れるほか、クライアントPCやサーバーからのログ情報も一覧できるようになる。インシデント発生時にOutlookと連携して担当者へアラート通知する機能も追加することが可能。ユーザーからの一元的な問い合わせ窓口「ITIL Service Desk」の基本部分を構築することもできるという。