日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、日立ソフト)は12月17日、統合ログ管理ソリューションの販売を開始すると発表した。同ソリューションでは、東京エレクトロン デバイス株式会社が国内総販売代理店を務める米SenSageのログ管理ソフト「SenSage Enterprise Security Analytics(ESA)」を活用して、効率的なログの長期保管と監査報告を実現する。
ESAは、200種類のログフォーマットに対応したログ管理ソフト。幅広いログ出力リソースからログデータを収集し、独自の高圧縮機能により、TBクラスの大規模なログデータの長期保管を可能にする。150種類以上のレポートをそろえ、カスタマイズも容易だ。
さらに、日立のコンテンツアーカイブ向けストレージ「Hitachi Content Archive Platform(CAP)」と連携させることで、各システム別に分散管理されていたログを統合することも可能。さらにCAPは、アーカイブデータに対する、ファイル単位のWORM(Write Once Read Many:データ改ざん防止)機能や定期真正性チェック機能を搭載するほか、最大344TBまでの拡張性を持ち、稼働中の追加拡張にも対応するとのこと。これにより、確実で安全なログ管理が実現できるという。
9月より同製品の取扱いを開始している日立ソフトでは今回、こうした他製品との連携も含め、コンサルテーションから設計・構築・運用支援までをトータルにサポートするソリューションメニューを用意。金融・公共・産業・通信など幅広い業種のコンプライアンス経営の強化を支援するとしている。
今後は、情報漏えい防止ソリューション「秘文」や日立グループのミドルウェアとの連携を実現する予定。
SenSageの価格は1062万円(税別)/ノードから。ソリューションサービスは個別見積もりとなる。
■ URL
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
http://hitachisoft.jp/
米SenSage
http://www.sensage.com/
東京エレクトロン デバイス株式会社
http://cn.teldevice.co.jp/
ニュースリリース
http://hitachisoft.jp/news/news485.html
( 川島 弘之 )
2007/12/17 11:45
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