|
検索結果
|
サイボウズ株式会社は12月17日、2008年春から既存3製品の新版をリリースすると発表した。第1弾として、企業情報ポータル(EIP)型グループウェア「サイボウズ ガルーン 2」の新版と、それに連携する新製品「全文検索システム」の発売を予定している。
サイボウズ ガルーン 2は、「おてがる」「ひろがる」「つながる」をテーマに開発された大規模向けグループウェア。大規模な環境での利用が増えていることを受け、2008年春に発売予定の新版では、スケーラビリティを強化するのがポイントという。
また、大規模環境で特にニーズの多い検索性の向上も図るため、新製品として全文検索システムを投入する。同システムの特長は、「グループウェア横断検索」「ファイル内検索」「アクセス権限対応検索」の3つ。
グループウェア横断検索では、サイボウズ ガルーン 2に蓄積された情報の一括検索に対応。従来サイボウズ ガルーン 2で検索を行う際は、アプリケーションごとに検索を行う必要があったが、今回のグループ横断検索により、「掲示板」「社内メール」「Webメール」「ファイル管理」のデータを横断的に検索することが可能になる。
ファイル内検索では、「掲示板」「社内メール」「Webメール」の添付ファイル、「ファイル管理」に保管されたファイルの中身などが検索できるようになる。必要な情報に迅速にアクセス可能になるほか、社内資料の検索を実現できるため、情報共有を促進し業務効率の向上を図れるとしている。
アクセス権限対応検索では、特定のアプリケーションやファイルへのアクセス権限がないユーザーが検索しても、検索結果に表示させないことが可能。機密情報の漏えい防止に配慮するという。
サイボウズでは、2008年1月30日の「ITpro EXPO 2008」に同製品を出展し、併せてベータ版の公開も行う予定だ。
■ URL
サイボウズ株式会社
http://cybozu.co.jp/
■ 関連記事
・ サイボウズ、家電量販店で「サイボウズ Office」パッケージを販売(2007/07/05)
・ 創業10周年のサイボウズ、「もっとも使われるグループウェア」へ向けた戦略を説明(2007/08/08)
( 川島 弘之 )
2007/12/17 13:04
|