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NRI・日本HP・マイクロソフトの3社、株式銘柄情報の高速処理システムを共同開発 |
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株式会社野村総合研究所（以下、NRI）、日本ヒューレット・パッカード株式会社（以下、日本HP）、マイクロソフト株式会社の3社は12月19日、大量の株式銘柄情報データを高速処理・分析するスクリーニングシステムを共同で開発したと発表した。野村アセットマネジメント株式会社ですでに導入されており、今後、NRIから汎用システムとして提供される予定。 今回開発されたスクリーニングシステムは、日本HPのハイエンドサーバー「HP Integrity Superdome」およびハイエンドストレージ「HP StorageWorks XP ディスクアレイ」に、マイクロソフトの「Microsoft SQL Server 2005」を用いて構築したシステム。 株式銘柄情報データには、過去の値動きや特性値など大量の情報が存在することから、膨大なデータの加工に時間がかかるという課題が存在している。そのため、銘柄分析業務を支援するシステムは、処理性能の許容範囲の点から分析手法が限られているのが現状と指摘。これを解決するには、大量の情報を瞬時に処理できる性能の向上が大きな課題としている。 3社は、こうした課題を解決できるかどうかの実証実験を実施。実証実験では、同システムにおいてNRIが策定した銘柄分析業務ソリューションモデルをテストシナリオを利用し、銘柄分析業務の負荷軽減を実現する処理性能が得られるかどうかを確認。結果として、400GBのデータベースを90分で処理し、集計済データを10秒以内で検索できる性能を実現したと説明している。また、今回開発されたスクリーニングシステムでは、ユーザーインターフェイスに使い慣れたExcelを利用できるため、生産性向上も期待できるとしている。 ■ ＵＲＬ 株式会社野村総合研究所 http://www.nri.co.jp/ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ マイクロソフト株式会社 http://www.microsoft.com/japan/ ニュースリリース http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2008/fy08-031.html
（ 福浦 一広 ）
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