米VMwareは12月20日(米国時間)、VMware ESX Server 3iのダウンロード販売を開始した。日本では直販は行われず、代理店経由での販売になる予定。
VMware ESX Server 3iは、VMware ESX Server 3.5をベースに独自のサービスコンソールを採用したハードウェア組み込み用の仮想化製品。VMware ESX Server 3.5がRed Hat Enterprise Linuxベースのサービスコンソールを利用しているのに対し、独自環境で動作するため、32MB程度の容量があれば仮想環境を構築できるのが特長。
価格は、2プロセッサに対応した「VMware ESX Server 3i for 2 Processors」が495ドル。そのほか、サポート付きの製品も販売されている。
VMware ESX Server 3iに関しては、USBメモリなどに組み込めるため、Dellや富士通、富士通シーメンス、HP、IBM、NECなどのサーバーベンダーが対応製品を提供することも表明している。