住商情報システム株式会社(SCS)は1月8日、IT全般統制テンプレート「SMART SOX for ITGC」を、同日より販売開始すると発表した。株式会社エイトレッドとの協業により提供する。
SMART SOX for ITGCは、IT全般統制で必要となる「情報システム部の業務プロセス」の申請・承認といったワークフロー処理を、確実に実施するためのツール。具体的には、SCSのIT全般統制コンサルティングで培ったノウハウをもとに「標準プロセスの運用フロー」を作成し、それをエイトレッドのWebフォームワークフロー製品「X-point」へ組み込めるようにした。特徴は、従来製品に多かった評価者側(監査人)の視点だけでなく、被評価者(企業)側の視点を考慮し、企業の業務負担軽減に着目している点で、これらの製品を利用することにより、ユーザーはIT全般統制の整備を容易かつ迅速に行えるという。
製品は、標準プロセスの運用フローであるベースパックと、文書化支援セットから構成される。価格は、ベースパックが50万円(税別)、文書化支援セットが50万円(同)、双方を含むフルパックが80万円(同)。なお、X-pointのライセンスは別途必要となる。
■ URL
住商情報システム株式会社
http://www.scs.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.scs.co.jp/news/pdf/20080108_1.pdf
株式会社エイトレッド
http://www.atled.jp/
( 石井 一志 )
2008/01/08 11:46
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