NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は1月10日、英Questionmarのeラーニングツール新版「Perception Ver.4 日本語版(Perseption 4)」を、1月21日から提供開始すると発表した。
Perseption 4は、繰り返し設問を解くエクササイズ方式のeラーニングツール。アセスメント(設問集)の作成、受講者の管理、受講者への配信と回答の回収、結果の分析を行うもので、Windows PCで動作する「Perception Authoring Manager(PAM)」と、Windows Serverで動作する「Perception Server(PS)」から構成される。
新版では、アセスメント作成の効率向上と学習者へのフィードバックを改良。アセスメント作成は簡単なウィザード形式となっており、設問で利用する画像・映像・音声はデータベースで管理されるため、複数の人が協調して作業が行える。設問形式20種類、出題レイアウト32種類、レポート形式11種類の豊富なテンプレートを用意するため、数万人への数万問を使った規模のアセスメントも簡単な操作で作成できる。設問にはフィードバックを集めるためのアンケートなどを備えることも可能。
そのほか受講者の管理では、音楽管理ソフトに似た使いやすいGUIから、受講者の登録、アセスメントの配信スケジュール作成が行える。配信機能により、Webブラウザ経由でPSにアクセスした受講者へアセスメントを配信し、回答結果を受け付けることが可能。その内容に応じて、別のアセスメントへ分岐させることもできるため、接客応答シミュレーションのような複雑な設問を作成することもできるという。
結果はWeb上でレポート化が可能。CSVやExcelに出力することで、独自レポートの作成にも対応する。
受講者1000名における標準価格は178万5000円から、年間保守料金が31万5000円から。
■ URL
NTTアドバンステクノロジ株式会社
http://www.ntt-at.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ntt-at.co.jp/news/2008/release080110.html
( 川島 弘之 )
2008/01/11 12:31
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