米SRA OSS 日本支社は1月16日、PostgreSQL 8.2を用いた高可用性ソリューションの新版「PowerGres on Linux HA V5」を発表した。同日より販売を開始する。
PowerGres on Linuxは、オープンソースRDBMSであるPostgreSQLをベースに、インストーラーなどを付加してパッケージ化したもの。PowerGres on Linux HAはこれに、HAクラスタソフトの「LifeKeeper」とサポートを組み合わせたソリューションで、複数サーバーから構成されるクラスタ環境内にデータベースを置くことによって、システムトラブルに起因するデータ損失やサービス停止を防げるという。
今回の新版では、PowerGres on Linuxのバージョンが4.1から5.0へ変更されたため、ベースとなるPostgreSQLが8.2.5へバージョンアップ。また、LifeKeeperとPowerGres on Linuxを接続するリカバリーキットに改良を加え、より細かな設定を行えるようにした。