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GRESSOホーム画面
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株式会社アジェンダは1月24日、Web対応型のグループウェア「GRESSO(グレッソ)」を1月30日より販売すると発表した。同日より、60日間無償で利用可能な試用版を公開する。
GRESSOは、情報共有に重点を置いたWebベースのグループウェア。ホーム画面には、スケジュールや伝言メモ、掲示板、RSSリーダー、登録メンバーのプレゼンス情報の一覧表示などを、利用者の用途に応じて自由に配置可能。ホーム画面は最大8ページ設定でき、各ページはタブで切り替えることができる。また、Ajaxを採用しており、ドラッグアンドドロップやスケジュールの直接編集など、Windowsアプリケーション並みの操作性を実現しているのも特徴となっている。
ファイル共有機能では、タグ付け機能を用意。これにより、他の情報と一括して検索することができるため、情報とファイルの一元管理に効果があるとしている。また、バージョン管理機能も用意されており、編集過程を容易に追跡することができる。
メンバー間での情報共有用の回覧・報告機能は、ブログのような使い勝手が用意されているのが特徴。これにより、手軽に入力でき、トラックバックなどの機能も利用可能となっている。
そのほか、ファイルアクセスの権限設定やデータの自動バックアップ、操作ログの自動記録、指定IPアドレス以外からのアクセス制限など、セキュリティ機能も充実させている。
動作環境は、Windows XP SP2/Server 2003。同社では、OSの同時アクセス数制限などから、Windows Server 2003を推奨している。対応Webサーバーは、Internet Information Server 5.1以降。
初回利用時に購入する基本ライセンスと更新ライセンスを用意。どちらのライセンスも、利用期間は1年間となっている。基本ライセンスの価格は、10ユーザー版が5万8800円(税別)、20ユーザー版が8万9800円(税別)、50ユーザー版が15万9800円(税別)、100ユーザー版が31万4800円(税別)。更新ライセンスの価格は、10ユーザー版が3万1000円(税別)、20ユーザー版が4万2000円(税別)、50ユーザー版が7万4000円(税別)、100ユーザー版が12万5000円(税別)。
GRESSOは当初、2007年3月の発売を予定していたが、製品開発の遅れなどの影響で発売が延期されていた。今後のバージョンアップについて同社は、ユーザーの声を反映したマイナーバージョンアップを中心に、改良を加えていくと説明。今春には、Outlookやサイボウズ6からのデータ移行に対応したデータ読み込み機能が提供される。
■ URL
株式会社アジェンダ
http://www.agenda.co.jp/
製品情報
http://www.gresso.jp/
プレスリリース
http://www.gresso.jp/news/2008/01/24173200.html
( 福浦 一広 )
2008/01/24 17:55
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