ヌリテレコム株式会社は1月29日、サーバー・PC・ネットワーク統合運用管理ツール「NASCenter Net-ADM V3(以下、Net-ADM V3)」を発表した。1月31日から販売を開始する。
Net-ADM V3は、「シンプルオールインワン」がコンセプトの統合運用管理ツール。基本的な資産管理から障害監視、稼働履歴・操作履歴の収集までを一貫して支援する。対象の資産を正確に把握した上でネットワークの状況を管理し、目的の運用が可能。具体的に「統合運用」「ネットワーク監視」「サーバー監視」「クライアントPC管理」「セキュリティ対策」、検疫やLinuxのパッチ管理など「他製品との連携」といった機能が利用できる。
そのほか特長として、リボンのようなGUIに機能を分かりやすく配置し、したいことを少ないステップで実行できるという。またサーバー監視機能では、「1台のサーバの複数の設定変更」「複数サーバーの共通監視設定」「複数サーバーの一括監視停止」など、柔軟な操作が可能になっている。UNICODEの採用、Net-ADM V3自体のセキュリティ強化などが図られた。
さらに今後は、Windows Server 2008、64ビット版OSへの対応、PC操作ログ機能の強化などが予定されている。
ラインアップは、Windows版とLinux版の2種類。価格はマネージャ/コンソールソフトを含んで、PCエージェントが50ユーザーで50万円(税別)から、サーバーエージェントが5ユーザーで49万円(同)から。別途サポートサービスの購入が必要。
■ URL
ヌリテレコム株式会社
http://www.nuritelecom.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nuritelecom.co.jp/news/news20080129.html
( 川島 弘之 )
2008/01/29 18:12
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