マイクロソフト株式会社は2月1日、システム管理ソフトウェアの新版「Microsoft System Center Configuration Manager 2007 日本語版」(以下、SCCM 2007)を発表した。同日より、ボリュームライセンスプログラムを通じて販売を開始する。
SCCM 2007は、企業内のIT資産を管理するためのソフトウェア製品。既存製品「Systems Management Server(SMS) 2003」の後継として提供され、サーバーやクライアントPC、モバイルデバイスといったハードウェア資産、また企業内で利用するソフトウェア資産を把握することができる。さらに、必要な更新プログラムの判別と自動適用を行えるほか、クライアントPCなどのシステム設定やセキュリティ設定をチェックし、対策を自動的に行う機能も備えている。加えて、OSやアプリケーションの自動配布機能なども搭載し、IT基盤構成の更新や変更にかかわる情報が、一元的に管理・運用できるようになっている。
また今後は、次期サーバーOSであるWindows Server 2008のネットワークアクセス保護機能と連携することで、クライアントPCへ必要な更新プログラムを適用したり、ソフトウェアのインストールを実施したりする機能連携も予定しているとのこと。
参考価格は、サーバーライセンスが11万1000円、サーバー管理ライセンスが2万9800円、クライアント管理ライセンスが7900円。
■ URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
プレスリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3342
( 石井 一志 )
2008/02/01 14:21
|