ノベル株式会社は2月4日、LinuxやID管理の導入を検討している顧客・パートナー企業向けに、導入前コンサルティングを提供する「ノベル・ディスカバリサービス」を発表した。同日より提供を開始する。
ノベル・ディスカバリサービスは、Linuxサーバー/デスクトップ導入やサーバー仮想化を検討する企業に向け、検討段階で必要となる諸項目に関してのコンサルティングを提供するサービス。具体的には、作業内容の特定と期間・費用の見積もり、導入効果の算出、導入リスクの特定と回避策の策定、運用案の提示などを包括的に行うという。
またID管理分野についても、製品導入が前提となっていた従来のコンサルテーションを拡張し、導入検討段階から提供するコンサルティングメニューとして用意した。ノベルではこの分野において10年、100社におよぶ経験と実績を持っているとのことで、同社のノウハウを有効に活用して導入検討段階でのポイントを的確に整理し、効率的な導入計画の立案を可能にするとしている。
価格や期間は個別見積もりだが、参考価格は1カ月500万円から。ノベルでは、2008年度に1億円程度の売り上げを見込んでいる。
■ URL
ノベル株式会社
http://www.novell.com/ja-jp/JP/
( 石井 一志 )
2008/02/04 11:59
|