日本電気株式会社(以下、NEC)は2月13日、技術情報管理(PDM)ソフトウェア「Obbligato II」の機能を強化し、「Obbligato II R8.1」として提供すると発表した。価格は275万円(税別)からで、3月21日の出荷開始を予定する。
Obbligato IIは、製造業における設計図面や部品表(BOM)など、製品開発にかかわるさまざまな技術情報を管理するためのソフトウェア。新版では、企画・設計段階からの原価低減活動を支援する「コスト管理機能」が搭載された。これによって、為替レートや構成部品の変動に伴って変動する原価をシミュレーションしたり、目標原価に対するギャップを早期に把握したり、といったことが可能になっている。
NECではObbligato IIを中核とするPLMソリューション事業について、今後3年間で200億円の売り上げを目指す。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0802/1302.html
( 石井 一志 )
2008/02/13 18:14
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