 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
日本BO、BIに柔軟なサーチ機能を追加するモジュール「Polestar」 |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
関連情報の自動抽出、滑らかに変化するグラフ
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
Polestarは、「BusinessObjects Enterprise XI R2（以下、BO XI）」と連動させることで、BIに簡単かつスピーディな検索機能を提供するアドオンモジュール。検索フィールドにキーワードを入力するだけで、BO XIのユニバースに登録された項目、およびデータベース内の関連するデータの中から、適切な情報をすばやく検索することが可能になる。このときレポートやメトリックを準備しておく必要はなく、インターネットの検索機能と同様に、ユーザーが検索しやすいよう自動的にデータに索引を設定。このため「ユーザーはデータの所在や構造を理解することなく、完全にセルフサービスで検索できる」と、プロダクトマーケティング スペシャリスト マーケティング部のコラーナ・インダルディープ・シング氏は語る。 検索キーワードに対しては最適な情報が表示される。だけでなく、自動的に関連性の高い情報も表示した上で、抽出されたデータを基にリアルタイムにグラフを生成してくれる。これが同製品の最大の特長である。
画面の下半分はグラフ表示領域となっており、デモでは、2004/2005/2006年の受注数量を示す棒グラフが自動的に現れた。「これがBIのパワーと容易なサーチを融合した結果。検索することでPolestarが文脈的なデータを調査し、関連情報を引っ張ってきてくれる。検索は使い慣れたビジネスワードを利用でき、簡単に適切な情報を即座に収集することが可能だ。またそれだけではなく、関連情報を自由に選択することで、リアルタイムにグラフを変化させることができる。その操作性とレスポンスの早さも同製品の売り」とコラーナ氏は語る。 画面には2004/2005/2006年の受注数量を示す棒グラフが表示されている。ここで受注年の中から「2004」を選択すると、グラフは滑らかに形を変えて、2004年のアクセサリ/マウンテンバイクそれぞれの受注数量を示す棒グラフが表示された。グラフの種類は、グラフの左側にあるプルダウンメニューから任意に選択することで、即座に円グラフや散布図に切り替えることも可能だ。さらに続けて商品カテゴリから「アクセサリ」を選択すると、今度はアクセサリのサイズごとの受注数量を示すグラフに表示が変わった。 自動的に関連情報を抽出してくれて、それを選択することで、グラフが次々と形を変える。意思決定を行うための情報へのアクセスが迅速化されるのがよく分かる。グラフはまるでアニメーションが切り替わるように形を変え、同氏のいうとおり、レスポンスはなかなか快適だった。
「このようにキーワードに関連する情報を選択していくことで、意思決定に必要な情報を好きなように表示することができる。お気づきだと思うが、このデモでは最初にキーワードを入力した以外、キーボードに触れていない。また、分析した画面は“電子メール”というボタンを押せば、URLをほかの人に送ることもできるので、共有も簡単。さらにいえば、BO XIのインフラ、サービス、機能の上に構築されるため、Polestar検索機能および操作機能すべてにBIプラットフォームのセキュリティが適用できるのもメリットの1つである」（同氏）。 出荷開始は2月18日より。インターフェイスおよび扱うデータの両方で、英語、日本語、ドイツ語、フランス語、オランダ語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語に対応している。対応OSはWindows。 コラーナ氏は「BIはこれまで複雑でマイノリティなイメージだったが、BIのパワーと容易なサーチを掛け合わせることで、簡単、視覚的で、誰でも使えるみんなのものというイメージが創出できるはず」とした。 ■ ＵＲＬ 日本ビジネスオブジェクツ株式会社 http://japan.businessobjects.com/ 製品情報 http://japan.businessobjects.com/products/queryanalysis/polestar/
（ 川島 弘之 ）
|
