アップルジャパン株式会社は2月19日、SANファイルシステム「Xsan 2」を発表した。同日より販売を開始する。価格は、1ライセンスあたり11万9800円。
Xsanは、ファイバチャネルネットワークに対応した64ビットクラスタファイルシステム。最新版では、管理ツールを一新しており、SANファイルシステムのセットアップと管理が容易になっている。また、複数のXsanボリュームにアクセスできるMultiSANが新たに用意された。
そのほか、Mac OS X Leopardに完全対応。Spotlightを使って複数のSANボリュームを検索することができる。Leopard Serverとの連携機能も充実しており、Leopard Serverのサーバアシスタント機能とシームレスに連動してSANボリュームのセットアップとコンフィギュレーションを簡単に行えるとしている。
対応システムは、Xserve、Mac ProおよびApple Fibre Channel PCI-Xカード。対応OSは、Mac OS Xバージョン10.5またはMac OS XServerバージョン10.5。そのほか、Brocade、QLogic、Ciscoなどのベンダーから発売されるXsan対応Fibre Channelスイッチをサポートしている。なおXsan 2より、これまでのXserve RAIDに加えて、Promise TechnologyのRAIDソリューションもサポートしている。
■ URL
アップルジャパン株式会社
http://www.apple.com/jp/
ニュースリリース
http://www.apple.com/jp/news/2008/feb/19xsan.html
製品情報
http://www.apple.com/jp/xsan/
( 福浦 一広 )
2008/02/20 11:29
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