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KCCS、メニューカスタマイズに対応したISO文書管理システム


カスタマイズしたトップメニュー
 京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は2月20日、ISOプロセス/文書管理システムの最新版「GreenOffice ISO Document Management System『イソロジー』(以下、イソロジー) Version 6.9.0」を発表した。ライセンス版とASP版を用意し、3月25日から提供を開始する。

 イソロジーは、さまざまなISO規格が要求する文書管理を実現する製品。文書のプラニングから配布、閲覧、改訂などの流れを管理し、規格に沿った運用を実現する。

 「ISOは品質や環境の国際規格で、昨今では内部統制のために積極的に取得が行われている。そうした企業からの“ISO規格に沿った業務プロセスの遂行を維持・管理するためにはどうすればよいか”という悩みに応えるために開発されたのがイソロジーで、1995年の発売以来すでに350社以上の導入実績がある」(KCCS)という。

 最新版では、メニュー表示のカスタマイズを可能にする「業務ナビゲーター機能」を搭載。企業ごとに異なる業務形態に合わせて、最適な形で表示できるようになる。メニューはExcelで作成でき、ビジネスサイクルや文書管理体系図を視覚的に表示。そこから直接文書を参照できるため、利便性が向上するだけでなく、文書同士の関連性も明示できるようになるとする。

 また、「添付ファイルのクイックオープン機能」も搭載された。これまで該当文書を検索・閲覧するためには文書一覧画面からファイルが添付されている詳細画面を開くという手順が必要だったが、同機能により、文書一覧画面からダイレクトにファイルを閲覧することが可能。ユーザーの操作数を削減し、作業効率を向上する。

 そのほか新規プラットフォームとして、「IBM Lotus Notes/Domino 8(日本語版)」に対応した。

 ライセンス価格は98万円から。ASPの価格は5万8800円/月から。KCCSではSI費込みで年間1億円の売り上げをめざす。



URL
  京セラコミュニケーションシステム株式会社
  http://www.kccs.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.kccs.co.jp/press/release/080220.html


( 川島 弘之 )
2008/02/20 16:30

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