オートデスク株式会社は2月21日、3D CADソフトの最新版「AutoCAD 2009」を発表した、3月21日より出荷を開始する。
AutoCAD 2009では、ユーザーインターフェイスを刷新。作業目的ごとにタブを用意し、頻繁に利用されるコマンドを作業別に分類して配置したリボン型のユーザーインターフェイスを採用した。また、プログラミングの知識がなくても利用可能な自動化ツール「アクションレコーダ」や、新しい3Dナビゲーションツール「ViewCube」などが用意されている。
そのほか、年間契約のソフトウェアメンテナンスプログラム「Autodesk Subscription」加入ユーザー向けに、AutoCADのDWGファイルやDWFファイルから、直接手書きのような外観のプレゼンテーショングラフィックを作成できる「Autodesk Impression」が提供される。
対応OSは、Windows XP/Vista(32ビット/64ビット)。価格は、59万8000円。AutoCAD 2008からのアップグレード価格は、10万2000円。そのほか、AutoCAD Subscriptionは7万6000円/年。
あわせて2D CADソフト「AutoCAD LT 2009」も発表された。AutoCAD LT 2009でも、AutoCAD 2009と同等のインターフェイスと作図機能が用意されている。価格は、19万円。AutoCAD LT 2008からのアップグレード価格は、11万1000円。そのほか、AutoCAD LT Subscriptionは3万8000円/年。
■ URL
オートデスク株式会社
http://www.autodesk.co.jp/
ニュースリリース
http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?siteID=1169823&id=10799615&linkID=1158289
( 福浦 一広 )
2008/02/21 12:53
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