京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は2月22日、システム設定監査ソフト「Ecora Auditor Pro.」を仮想化環境に対応させる「VMware ESX Server 3.0管理モジュール 日本語対応版(以下、管理モジュール)」を発表した。同日から提供を開始する。
Ecora Auditor Pro.は、米Ecora Software製のシステム設定管理ソフト。エージェントレスでリモートから設定情報を収集し、変更などを一元管理。セキュリティポリシーと照らし合わせることでシステムが適正な状態にあるかを監査することができる。900種類以上のレポートを備え、米国では過去5年間で3500社以上の企業に導入されているという。
今回の管理モジュールは、同製品の管理対象を仮想化環境にまで拡張するための製品。VMware ESX Serverのセキュリティ設定、仮想化環境のパーミッション設定などの情報をリモートから管理することが可能になるため、物理・仮想環境が混在するような複雑なシステムの管理を簡素化することができるという。
価格は、永久ライセンスが24万5000円(税別)/サーバー、年間保守費が4万9000円(同)。マンスリーライセンスが1サーバーで3万円(同)/月、10サーバーで27万円(同)/月、100サーバーで240万円(同)/月。KCCSでは、年間1億円の販売をめざす。
■ URL
京セラコミュニケーションシステム株式会社
http://www.kccs.co.jp/
ニュースリリース
http://www.kccs.co.jp/press/release/080222.html
( 川島 弘之 )
2008/02/22 15:36
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