北陸日本電気ソフトウェア株式会社(以下、NECソフトウェア北陸)は2月29日、ルールベースのログ解析ソフト「LogSCADE」を発表した。価格は80万円からで、3月より販売を開始する。
LogSCADEは、ログの自動解析や保存管理などの機能を備えたソフトで、各種サーバー上に存在するログを収集して保管可能。またNECソフトウェア北陸が数々のセキュリティインシデントを調査・検証してきたノウハウをルールとして実装しているため、専門知識がなくてもログ解析システムの導入・運用を容易に実施でき、ログ解析作業を通じて、サーバーへの不正アクセスや不正侵入などの検出を自動的に行えるという。さらに、発生したインシデントに対応するノウハウを蓄積していくことで、ルールを進化させることも可能としている。
加えて、製品には分析支援レポートの出力機能も搭載されており、アラート情報やログのサマリー情報を集計して、表・グラフ形式で出力することも可能だ。
対象ログは、WindowsのEventlogのほか、IIS、Apache、syslog、sendmail、OpenSSH。NECソフトウェア北陸では、国内およびアジア市場において、今後3年間で5億円の販売を見込んでいる。
■ URL
北陸日本電気ソフトウェア株式会社
http://www.hnes.co.jp/
プレスリリース
http://www.hnes.co.jp/press/press_20080229.jsp
( 石井 一志 )
2008/02/29 18:54
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