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F1100
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富士通株式会社は3月12日、NTTドコモのスマートフォン「F1100」と連携した「モバイルネットワークソリューション」および「モバイル業務ソリューション」を発表した。同日より販売を開始する。
F1100は、Windows Mobile 6 Standardを搭載したFOMA端末。HSDPA対応のほか、IEEE 802.11 a/b/g無線LAN、Bluetoothを搭載しており、さまざまな通信方式に対応しているのが特長。Windows Mobileを採用することで、Webアクセス型の業務アプリケーションなどをフルブラウザ機能でアクセスできる。また、Windows Mobile採用により、クライアント・サーバー型のアプリケーションも、Windowsの開発環境を利用した開発も可能となっている。そのほか、同社の携帯電話アプリケーション実行基盤「Interstage Mobile Manager」を利用することで、携帯電話の特性をフルに活用したモバイルアプリケーションの開発・運用が容易になるとしている。
今回発表されたモバイルネットワークソリューションとモバイル業務ソリューションは、1月に発表された内外線デュアルソリューションに続くモバイルソリューション。
モバイルネットワークソリューションは、グループウェアが稼働する社内サーバーにアクセスすることで、F1100からスケジュールの確認やメールの送受信が行えるもの。同社の企業向けネットワークサービスであるFENICS IIに新たに用意される「モバイルVPNサービス」を利用することで、セキュアなVPN接続も可能。利用できるグループウェアは、TeamWARE Office、Exchange Server、サイボウズ ガルーン2、Lotus Notes/Domino。価格は、160万円(税別)から。
モバイル業務ソリューションは、F1100をモバイル業務端末として利用するソリューション。訪問先など社外から、日報作成、作業進ちょく報告、緊急連絡、棚卸支援、工程管理といった業務を行えるのが特長。価格は、480万円(税別)から。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/03/12.html
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( 福浦 一広 )
2008/03/12 12:00
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