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今回発表されたソリューションの概要
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デルのアドバンスド・システムズ・グループ本部、町田栄作本部長
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デル株式会社は3月13日、日本オラクル株式会社のサーバー仮想化ソフトウェア「Oracle VM」と自社のハードウェアなどをパッケージ化したシステム開発者向けのソリューション、「Oracle VM on DELL PowerEdge スタートアップキット」(以下、Oracle VM スタートアップキット)を販売開始する。
同日に開催されたOracle VMの製品発表会に出席したデルのアドバンスド・システムズ・グループ本部、町田栄作本部長が明らかにしたもの。町田氏はその席で「当社は昨年も日本オラクルとの協業をより強力にやっていくと発表しているが、今回のOracle VMを含めて、一気通貫で当社のハードウェアと(日本オラクルの)OS、ミドルウェアというオールインワンの環境で、協業をさらに進めていけると考えている」とコメント。戦略の一環として、このソリューションを紹介した。
エントリー向けの「PE1950シングルスターターキット」は、ラック型サーバー「PowerEdge 1950」とハードウェアサポート(シルバー)、Oracle Database 11g Standard Edition One(5指名ユーザー)、Oracle VM/Enterprise Linuxのサポート(1年)をセットにして79万650円から。サーバーには、8GBメモリと250GB SATA HDDが標準で搭載されている。
中位モデルの「PE2950シングルスターターキット」は、ラック型サーバー「PowerEdge 2950」とハードウェアサポート(シルバー)、Oracle Database 11g Standard Edition One(5指名ユーザー)、Oracle VM/Enterprise Linuxのサポート(1年)をセットにして94万800円から。サーバーには、8GBメモリと73GB SAS HDD×4を搭載する。
また、外部ストレージを含めた、実際の運用環境に近い検証にも利用できる上位モデル「PE2950 & MD3000i スターターキット」も用意された。PowerEdge 2950とストレージ製品「PowerVault MD3000i」、ハードウェアサポート(シルバー)、Oracle Database 11g Standard Edition One(5指名ユーザー)、Oracle VM/Enterprise Linuxのサポート(1年)をセットにして167万1170円から。サーバーには、8GBメモリと80GB SATA HDD×2を搭載するほか、PowerVault MD3000iに73GB SAS HDD×4を搭載する。
■ URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
製品情報
http://www.jp.dell.com/oracle/vm
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