米SRA OSS日本支社は3月13日、オープンソースソフト(OSS)サポートをリニューアルすると発表した。
リニューアルするのは、PostgreSQLをサポートする「PostgreSQL/PowerGresサポート&保守サービス」とネットワークサービスで利用されるサーバーソフトをサポートする「OSSサポートサービス」。
PostgreSQL/PowerGres サポート&保守サービスでは、PostgreSQLが止められないシステムでの採用が増えてきたことを受け、高可用性を実現するクラスタソフト「pgpool/pgpool-II/Slony-I」をサービス対象に追加した。
メニューは3種類。インシデント無制限・登録質問担当者20名・DBサーバーノード数20、価格が210万円/年の「プラチナ」、インシデント無制限・登録質問担当者4名・DBサーバーノード数4、価格が84万円/年の「ゴールド」、インシデント無制限・登録質問担当者1名・DBサーバーノード数1、価格が42万円/年の「シルバー」を用意した。いずれもPostgreSQL V8.0以降、PowerGres on Windows V3以降、同 on Linux V3以降に対応する。
なお、pgpoolはコネクションプール・レプリケーション・負荷分散を、pgpool-IIはpgpoolに加えパラレルクエリ・オンラインリカバリ・3台以上のサーバー対応を、Slony-Iはノードの追加や切り離しが簡単にできる非同期レプリケーションを実現するもの。
OSSサポートサービスでは、これまで個別対応だったネットワークサービスに必要なサーバーソフトのサポートを新たに体系化。同ソフトの使い方から障害対応までソースコードレベルで対応する。サポート内容は、インシデント無制限・登録質問担当者1名・サポート台数1サーバーまで、価格が21万円/年。Webサーバーの「Apache」、メールサーバーの「Postfix/sendmail/qmail」、IMAPサーバーの「UW-IMAP/Courier-IMAP」、POPサーバーの「qpopper」、LDAPサーバーの「OpenLDAP」、DNSサーバーの「BIND」、FTPサーバーの「ProFTPD/vsftpd」、キャッシュサーバーの「Squid」の中から1種を選択する形となる。
■ URL
SRA OSS日本支社
http://www.sraoss.co.jp/
プレスリリース
http://www.sraoss.co.jp/company/press/2008/0313.php
( 川島 弘之 )
2008/03/13 18:04
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