株式会社ウェブプロデュースは3月25日、Silverlightに対応した動画サイト向けCMSサービスをSaaSモデルで提供すると発表した。
Silverlightは、マイクロソフトが開発したWeb上でリッチコンテンツを表示するWebブラウザプラグイン。Internet ExplorerやFirefox、Safariなど主要Webブラウザに対応。また、Windows・Macintoshの両環境に対応している。Windows Media Playerを利用した動画配信では、OSやWebブラウザの違い、プレーヤーのバージョンなどにより、表示内容に差異が生じていたが、Silverlightを利用することで、一貫性のあるルックアンドフィールを実現できるのが特長。
今回発表されたCMSサービスは、Silverlightに対応した動画サイトを構築できるサービス。SaaS型で提供されるため、自社内にシステムを構築することなく利用できるのが特長。プレーヤーの埋め込みやサムネイル表示といった操作を、Webブラウザ上で行えるため、Silverlightやストリーミングに関する特別な知識がなくても利用可能となっている。
主な機能は、自動エンコード・サムネイル生成、動画コンテンツのファイル・タイトル・説明などの一元管理、動画タグ情報の生成、ビデオアップロード担当者管理、ビデオ公開承認・削除などの管理者機能などを用意。映像の配信プラットフォームには、同社のPrimeStageを利用しており、セキュア配信にも対応する。
価格は、初期費用が52万5000円から、利用料が月額52万5000円から。
なお同社では、Windows Media形式のコンテンツを保有する企業を対象に、Silverlight化支援サービスも提供する。
■ URL
株式会社ウェブプロデュース
http://www.webproduce.co.jp/
ニュースリリース
http://www.webproduce.co.jp/topics/200803/0325.html
( 福浦 一広 )
2008/03/25 17:19
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