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日立、インメモリデータ処理技術を活用した大量高速データ処理ソリューション
情報・通信グループ 金融システム事業部 事業推進本部 システム統括部 部長の植田達郎氏
大量高速データ処理ソリューションの特長
株式会社日立製作所は4月9日、オンラインシステムやバッチシステムを超高速に処理可能なシステムを構築する「大量高速データ処理ソリューション」を発表した。4月10日より提供を開始する。
開発の背景について、同社情報・通信グループ 金融システム事業部 事業推進本部 システム統括部 部長の植田達郎氏は、「ブロードバンドの普及や株取引の小口化など、企業が取り扱うデータ量が飛躍的に増大している。金融分野を見ると、証券取引所は国際的な再編など生き残りをかけて、世界最高水準の応答性能やスループットを求めている。証券会社や投資会社も同様で、増大するデータをいかに高速処理するかが重要となっている。そのほか、国内の金融機関などでは、CSRの観点からリアルタイムに状況を監視することが求められている」と、増大するデータを高速に処理するソリューションへのニーズが高まっていると指摘。
今回発表された大量高速データ処理ソリューションは、システムで処理するデータをメモリ上で超高速に処理する「インメモリデータ処理技術」を中核に、コンサルティングからシステム設計・構築・保守までワンストップで提供するトータルソリューション。インメモリデータ処理技術のほかにも、複数ノードにデータを分散配置することで柔軟性・拡張性を高めるグリッド処理技術や、インメモリでイベント処理を行うことでデータ発生時に随時分析処理が行えるイベントストリーム処理技術も用いられる。これらの技術を組み合わせることで、バッチ処理でこれまでの10分の1から30分の1にまで処理時間を短縮できると説明する。
オンライン取引での利用例。ミリ秒レベルでの超高速レスポンスや高スループットを実現する
バッチ処理時間の短縮化にも有効。これにより、サービスの提供時間を延長することが可能に
監視・分析を随時処理可能になるため、リアルタイムな分析も可能になる
今回のソリューション用に同社では4製品を新たに発表。「uCosminexus TP1/Server Base Extreme Transaction Platform」は、インメモリデータ処理技術に対応した高速トランザクション処理基盤。「uCosminexus Batch Job Accelerator」は、高速バッチ処理基盤製品。「uCosminexus Stream Data Platform」は、イベントストリーム処理技術に対応したリアルタイム処理基盤製品。「GemFire Enterprise」は、米GemStoneが開発したインメモリグリッド技術に対応した高速データ処理基盤製品。
価格は個別見積もり。同社では金融機関などを中心に、関連システムを含め2010年度までに400億円の売上を目標としている。
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URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2008/04/0409.html
( 福浦 一広 )
2008/04/09 13:43
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