アドベントネット株式会社は4月10日、ファイアウォールログ解析ツール「AdventNet ManageEngine Firewall Analyzer」の新版「同 5.0」を発表した。同日より出荷を開始している。
AdventNet ManageEngine Firewall Analyzerは、ファイアウォールやプロキシサーバーのログを解析し、その結果をレポートとして生成するツール。これを用いると、帯域使用状況やネットワークへの侵入痕跡、トレンド情報、異常の兆候、ユーザーのサイトアクセス状況などを把握できるという。また、主要なファイアウォールはすべてサポートされているので、異なる複数の機器からのログも同時に管理でき、管理者の負担を軽減するとのこと。
今回の新版では、ファイアウォールの可用性に関するアラート生成機能が追加されたほか、アラート発生時のアクションの中で、スクリプトファイルなどの実行機能がサポートされた。また、対応するファイアウォールを拡充し、3Com製品とJuniper IDPに対応。さらに、PDF形式でのレポート出力が日本語化されている。
対応OSはWindows Server 2003、Red Hat Enterprise Linux 4以降。
ライセンス料金は、Firewall Analyzerがレポート表示を行うデバイス数に応じて課金される方式で、価格は、通常ライセンスが20万2000円から、年間ライセンスが6万8000円/年から。
■ URL
アドベントネット株式会社
http://www.adventnet.co.jp/
プレスリリース
http://www.adventnet.co.jp/news/press080410.html
( 石井 一志 )
2008/04/11 11:52
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