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日本ユニシス、中小規模向けOSSフレームワーク「Maia」を提供


 日本ユニシス株式会社は4月15日、同社の開発ノウハウを生かしたアプリケーション開発基盤「MIDMOST for Java EE」のラインアップに、オープンソースフレームワーク「Maia」を追加すると発表した。提供開始は5月を予定している。

 Maiaは、中小規模システム開発向けのオープンソースフレームワーク。さまざまなオープンソースソフトウェア(OSS)の組み合わせから、Spring Framework、Struts、HIBERNATEなどを採用して標準のアーキテクチャを策定しており、中小規模システム開発における短納期化、効率化を支援するという。

 MIDMOST for Java EEのラインアップではすでに、大規模システム開発のノウハウを集約したミッションクリティカル向けの「LWF」を提供している。しかしシステム開発は規模やシステムの特性によって、求められる要求が大きく異なるため、日本ユニシスは両者を併用することで、それぞれに応じた適切なSIサービスを提供していく考え。同社ではMIDMOST for Java EEと関連サービスをあわせ、5年間で200億円の売り上げを見込んでいる。



URL
  日本ユニシス株式会社
  http://www.unisys.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.unisys.co.jp/news/NR_080415_midmost.html


( 石井 一志 )
2008/04/15 15:05

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