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日立ソフト、Java開発向けコーディング違反チェックツールの新版


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、日立ソフト)は4月15日、Javaコード診断ツール「anyWarp CodeDirector」の新版として、「同 V5.1」を発表した。4月16日より販売を開始する。

 anyWarp CodeDirectorは、Java開発におけるコーディングルール違反を、プロジェクト全体でチェックできるコード診断ツール。ソフトウェア開発プロジェクトで定めたコーディングルールに基づいて、開発中のソースプログラムを一括して解析可能という。チェックは、開発者はJava統合開発環境「Eclipse」上から、プロジェクトマネージャーなどの管理者はWebブラウザ上から随時行え、作業効率を下げることなく、組織的なソフトウェア品質管理を実現する。

 新版では、母体ソースコードと修正後のソースコードの差分を認識してレポートの出力を行う「母体差分インスペクション機能」が追加された。これによって開発者は、修正部分の指摘だけをチェックできるようになるため、作業の迅速化が図れるという。また「ステップカウンタ機能」により、ソースコードの新規、改造、継続、削除、完成といった各ステップ数を表示可能。修正を行った部分に対する指摘だけをカウントすれば、修正したソースコードでの問題点の有無を容易に判断できるとのこと。

 今回はさらに、従来対応していたInternet Explorer(IE) 6に加えて最新版のIE 7を新たにサポートしている。

 価格は、10ユーザー版で100万円(税別)から。日立ソフトではこの製品をソフトウェア開発ソリューションの1つに位置付けており、年間500ユーザーライセンスを目標に、積極的に拡販していく意向だ。



URL
  日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
  http://www.hitachi-sk.co.jp/
  ニュースリリース
  http://hitachisoft.jp/news/news497.html


( 石井 一志 )
2008/04/15 16:28

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