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検索画面のイメージ
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京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は4月17日、文書管理システム「GreenFile X」の新版「同 Version1.7」を発表した。全文検索機能を強化した点が特徴で、5月7日より販売を開始する。
GreenFile Xは、内部統制や個人情報保護法などの法制度に対応した次世代文書管理システム。このような規制強化と、e文書法などによる文書保管の規制緩和の双方に対応し、「情報を守って、生かす」コンセプトで開発されているという。
新版では、全文検索機能を大幅に見直し、サーチエンジンのような使い慣れたインターフェイスを利用できるようにした。インターネットで情報を検索するのと同様の形で、企業内情報の検索を行えるので、ユーザーの利便性が向上するとともに、利用するための特別なトレーニングも必要なくなるという。さらに、検索結果にはユーザーのアクセス権限が反映されることから、検索機能を強化してもセキュリティを損なう心配はないとのこと。なお検索エンジンには、日本オラクルの「Oracle Secure Enterprise Search」を採用している。
価格は、GreenFile X Version1.7が315万円(1CPU)で、全文検索オプションは63万円から。また検索機能利用にあたっては、別途Oracle Secure Enterprise Searchのライセンスが必要となる。
■ URL
京セラコミュニケーションシステム株式会社
http://www.kccs.co.jp/
ニュースリリース
http://www.kccs.co.jp/press/release/080417.html
( 石井 一志 )
2008/04/17 19:25
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