日本SGI株式会社は4月22日、同社がSaaS展開しているリモートアクセスサービス「DesktoVPN」の最新版「DesktopVPN Version2.0」を提供開始すると発表した。あわせて、NECビッグローブ株式会社とソフトバンクBB株式会社のサービスメニューに、DesktopVPNが採用されたことも発表した。
DesktopVPNは、ソフトイーサ株式会社が開発したデスクトップへのリモートアクセスに特化したSSL-VPNソフト「PacketiX Desktop VPN」をベースとしたサービス。2007年10月より商用サービスとして日本SGIが提供している。
最新版では、セキュリティとシステム管理機能を強化。HDDやプリンタなどの共有機能をサーバー側で制御できるよう、共有機能を有効にした製品と無効にした製品を用意。また、DesktopVPNサーバーへの接続時にクライアントのIPアドレスを利用したアクセス制御機能も用意された。そのほか、匿名認証・パスワード認証・Radius認証・Windowsドメイン認証・証明書認証など複数の認証方式に対応。ユーザーごとに利用する認証機能を指定したり、既存の社内認証基盤との連携も可能となっている。システム管理面では、DesktopVPNサーバー設定ツールの実行ユーザーの制限や、サーバーログ出力機能などが強化されている。
1つのクライアントからアクセス可能な標準ライセンスと、複数クライアントから同時アクセス可能な同時接続数ライセンスを用意。標準ライセンスの価格は、1カ月契約の場合で950円、6カ月契約の場合で4580円、1年契約の場合で8140円。同時接続数ライセンスの価格は、1年契約で1ライセンスあたり1万1340円(同時接続5~49の場合)から。
■ URL
日本SGI株式会社
http://www.sgi.co.jp/
プレスリリース
http://www.sgi.co.jp/company_info/press_releases/archives/20080422.html
DesktopVPN
http://www.desktopvpn.net/
( 福浦 一広 )
2008/04/22 16:32
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