アドベントネット株式会社は4月30日、オンライン表計算サービス「Zoho Sheet」の機能を強化すると発表した。マクロ機能と、ピボットテーブル/ピボットグラフのレポート機能が追加される。
Zoho Sheetは、Web上でスプレッドシートを作成、共有できるオンラインツール。インターネット環境があればWebブラウザから利用できるほか、スプレッドシートの共有や共同編集が可能で、Excelからのインポート、コピー&ペーストにも対応する。
今回の新版では、ユーザーからの要望が多かったというマクロ機能を、「オンライン表計算アプリケーションとしては初めて」(同社)実装した。これによって、ユーザーがカスタマイズした操作などの通常の関数では行えない操作を、マクロとして生成し利用できるようになっている。
また、データベースなどの大きなデータに対し、ドラッグ&ドロップの操作で、データを項目別に分類・集計したサマリーテーブルやグラフを作成する機能も新たに搭載した。この機能は、オンラインデータベース作成・解析アプリケーション「Zoho DB&Reports」と同等レベルという。
なお、これらの新機能は、当初は英語での提供となり、すべての日本語化には1カ月程度かかる見通し。
■ URL
アドベントネット株式会社
http://www.adventnet.co.jp/
プレスリリース
http://www.zoho.jp/news/press080430.html
( 石井 一志 )
2008/04/30 12:23
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