アドベントネット株式会社は5月7日、データベースアプリケーション構築サービス「Zoho Creator」の有償プロフェッショナル版を提供すると発表した。
Zoho Creatorは、オンラインで簡単にデータベースアプリケーションを構築できるサービスで、これまでに無償版が提供されている。簡単に入力フォームを作成し、ドラッグ&ドロップでWebサイトやブログに張りつけ、同時にデータベースを構築できるのが特長。アプリケーションのスクリプトを編集してカスタマイズすることもできる。
無償版では、2ユーザーまで利用可能だったが、有償版ではユーザー数が無制限になった。加えて、ユーザーごとに権限設定が可能なグループ管理機能や、SSL通信を利用したセキュリティ対策、バックアップ機能などが追加されている。タイムゾーンの初期設定機能も新たに搭載された。
そのほか主な機能としては、作成したアプリケーションを3人以上で共有・編集できる機能、そのためのワークスペースを提供する機能、アプリケーションの左上にあるZoho Creatorロゴを自由に変更できる機能、アカウント管理機能などを備える。
価格は、ユーザー当たり1500円(税別)/月。利用可能なストレージ容量は標準で200MB/ユーザー。さらに1GB当たり750円(税別)で追加できる。なお、無償版は今後も提供されるが、この機に有償版へ乗り換えるユーザーには、3カ月間の移行期間を設ける予定。
■ URL
アドベントネット株式会社
http://www.adventnet.co.jp/
プレスリリース
http://www.zoho.jp/news/press080507.html
( 川島 弘之 )
2008/05/07 15:36
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