米Microsoftは5月6日(米国時間)、Windows XPの最新サービスパックである「Windows XP Service Pack 3(SP3)」の配布を開始した。日本国内でも提供が開始されており、Microsoft UpdateやWindows Updateを通じてインストールできる。また、ダウンロードセンターでもISOファイルが公開されている。
Windows XP SP3ではこれまでのサービスパックと同様、公開されている修正プログラムなどが集積して提供される。また、一部安定性やパフォーマンスが向上するほか、Windows Server 2008と組み合わせると、検疫機能「Network Access Protection(NAP)」が利用可能になる。
なお、公開延期の理由となっていた小売店向け業務ソフトウェア「Microsoft Dynamics Retail Management System(RMS)」との互換性についてはまだ解決されておらず、今後修正プログラムが提供される予定。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
Windows XP Service Pack 3のリリースノート
http://download.microsoft.com/download/6/7/4/674e4a0a-9cf7-4f19-9c8e-cd20b034d435/relnotes.htm
Windows XP Service Pack 3-ISO-9660 CDイメージファイル(ダウンロードセンター)
https://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=2fcde6ce-b5fb-4488-8c50-fe22559d164e&DisplayLang=ja
■ 関連記事
・ Windows XP SP3の提供が延期に、Dynamics RMSとの互換性に問題(2008/04/30)
( 石井 一志 )
2008/05/07 15:52
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