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日本IBM、処理性能を2.5倍にしたオンライン処理向けDB管理ソフト |
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日本アイ・ビー・エム株式会社（日本IBM）は5月8日、大容量オンライン処理向けデータベース管理ソフトの新版「Informix Dynamic Server（IDS） V11.5」を発表した。価格は10万5000円からで、5月13日より出荷を開始する。 IDSは、データの保全性・整合性の確保が必要とされる大容量のオンライン処理環境下で、効率的にデータベースを管理するソフト。新版では、高可用性クラスタソリューションである「CAF（Continuous Availability Feature）」をはじめとする、クラスタリング機能とワークロード管理機能を強化。特定のノードへの負荷集中を防ぎ、これまでより多くのトランザクション処理ができるようになった。結果、同等の稼働環境にした場合で前バージョンより、全体の処理能力が最大で約2.5倍向上したという。さらにCAFの機能強化によって、あらゆるノードからの自動復旧・修復を可能にしている。 標準装備する管理ツール「OAT（Open Admin Tool）」でも、データ管理にかかわる各種設定を簡素化。監視、運用管理・作業が容易にした。 そのほか、アプリケーション開発機能の強化として、オープンソースのアプリケーション開発言語「PHP/Ruby on Rails」をサポート。加えて、Oracleとの言語互換性を強化するとともに、Mac OSにも対応し、稼働プラットフォームの幅を広げている。 価格は、「IDS V11.5 Express Edition（5ユーザー）」が10万5000円、「同 Workgroup Edition（5ユーザー）」が22万3125円、「同 Enterprise Edition（25ユーザー）」が297万9375円。 ■ ＵＲＬ 日本アイ・ビー・エム株式会社 http://www.ibm.com/jp/ プレスリリース http://www-06.ibm.com/jp/press/2008/05/0803.html
（ 川島 弘之 ）
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